睡眠障害の分類 睡眠関連呼吸障害群
睡眠関連呼吸障害群は、「睡眠障害国際分類第3版:ICSD-3」では、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、中枢性睡眠時無呼吸症候群、睡眠関連低換気障害群、睡眠関連低酸素血障害群、孤発性症状と正常亜型の5つに大別されています。
睡眠関連呼吸障害群(ICSD-3)の分類
・閉塞性睡眠時無呼吸症候群
1)閉塞性睡眠時無呼吸 成人
2)閉塞性睡眠時無呼吸 小児
・中枢性睡眠時無呼吸症候群
1)チェーンストークス型呼吸を伴う中枢性睡眠時無呼吸
2)チェーンストークス型呼吸を伴わない中枢性睡眠時無呼吸
3)高地周期性呼吸による中枢性睡眠時無呼吸
4)薬物あるいは物質使用による中枢性睡眠時無呼吸
5)原発性中枢性睡眠時無呼吸
6)乳児の中枢性睡眠時無呼吸
7)未熟児の中枢性睡眠時無呼吸
8)治療起因性中枢性睡眠時無呼吸
・睡眠関連低換気障害群
1)肥満低換気症候群
2)先天性中枢性肺胞低換気症候群
3)視床下部機能障害による遅発性中枢性低換気
4)特発性中枢性肺胞低換気
5)薬物あるいは物質使用による睡眠関連低換気
6)身体障害による睡眠関連低換気
・睡眠関連低酸素血障害群
1)睡眠関連低酸素血症
・孤発性症状と正常亜型
1)いびき
2)カタスレニア(睡眠中のうなり)
※チェーンストークス呼吸:一回換気量がしだいに増加し、次いで、しだいに一回換気量が減少する呼吸が繰り返される状態。交代性無呼吸とも呼ばれる。