低侵襲のたるみ治療 フォトRF リファーム ウルセラシステム
メスを使わないたるみ治療としてはサーマクールの他にフォトRF リファーム ウルセラシステムがあります。
サーマクールよりも低出力の高周波と光治療(IPL)を組み合わせたフォトRF、高周波と赤外線を組み合わせたリファームは、1回の治療費は3万〜5万円前後でサーマクールよりも安くなっています。
フォトRFは、光治療によるシミや肌のハリの改善などの効果がメインとなる。IPLの光治療の効果でシミやくすみが軽減され、即効的な美肌効果があるため人気の高い施術だ。ただし、サーマクールと比べると侵襲も少ないが引き締め効果も小さくなります。
一方、リファームは、赤外線で皮膚を温めながら高周波を照射するので、フォトRFより深部まで熱を与えることができきます。フォトRFとリファーム、これらにマトリックスIR(高周波とダイオードレーザー)というしわ改善効果の高い施術も含めた3種類の施術を、ハンドピースを変えることで使い分けできる複合機(e-max)も出ており、これらを組み合わせて使いこなすことで施術後の満足度を高めることが可能になります。
また、サーマクールに匹敵する効果を持つ ウルセラシステム が日本にも導入され始めています。ウルセラシステムは、超音波のエネルギーを1点に集め、皮下4.5mmにあるSMAS筋膜に60〜65℃の熱で熱凝固点を形成させます。それにより筋膜を収縮させることで、たるみを改善する仕組みです。
ウルセラシステムは、上方向に頬がひきしまったようなリフト効果がサーマクールよりも強く出て、効果の持続は約1年との報告がありますが、治療費はサーマクール同様に15万〜30万円程度と高額です。