ウイルス性肝炎検査 IgM-HA抗体
HA抗体の存在は過去にA型肝炎ウイルス(HAV)に感染したことを示します。A型肝炎の急性期のHA抗体はIgM型であることから、患者血清中のIgM型HA抗体を検出すればA型肝炎と診断されます。
IgM型HA抗体を特異的に検出するため、発病初期血清一点のみで早期にA型肝炎を診断できます。
検査材料:血清
基準値:0.8未満(陰性)、0.8〜1.1(判定保留)、1.2以上(陽性)
単位:Cut off index
測定方法:EIA
異常値を示す疾患・病態
上昇する疾患:A型肝炎