感覚器の最近のブログ記事

鼻の構造と働き

においを起こす物質は揮発性をもち、におい粒子として空気の中を通って鼻腔にある嗅覚器に達します。ヒトの嗅覚器は、上鼻道の内側腔と外側壁で篩骨(しこつ)の篩板の下方にある鼻粘膜部の嗅上皮です。この部分は黄褐色をしているのでピンク色の他の呼吸器の部分と区別できます。
鼻粘膜嗅部の嗅上皮に純漿液腺の嗅腺があります。この腺をボーマン腺といい、その分泌物は嗅粘膜を潤し粘膜表面を洗い流す役割があるとされています。
鼻
鼻粘膜嗅部は感覚細胞の嗅細胞がある部位で、その面積は両側の鼻腔を合わせて約5㎠ほどの嗅覚領域です。鼻粘膜は嗅細胞と呼ばれる特殊な」上皮組織で覆われ、嗅細胞と支持細胞でできています。

眼球以外で目の機能を助けるのが眼瞼・結膜・涙器・眼筋などの副眼器です。
眼瞼:眼球を保護するとともに、涙で眼球を潤し、角膜の表面を清浄に保ち、また光を遮る役目を持っています。上眼瞼と下眼瞼には瞼板腺(マイホーム腺)があって、眼瞼縁に皮脂状の分泌物を出すことで涙があふれるのを防いでいます。

結膜:眼球の前面と眼瞼の後面を覆う柔らかくて薄い膜。なお内眼角(めがしら)の結膜は涙丘になっています。

涙器:涙を分泌する涙腺と、涙を鼻腔に運ぶ涙路から成り立っています。涙腺は眼球の上外側にある腺で結膜に開口しています。涙は眼球の前面を潤した後、涙小管を経て涙嚢に集まり、さらに鼻涙管を通って鼻腔に流されます。

【視力回復】眼球の可動域を広げる。 | 『ビビッときたら書く ...

目は光を感受する視覚器で、その主体は眼球であり頭蓋の眼窩の中に納まっています。この眼球には眼瞼(まぶた)・結膜・涙器・頑健などの副眼器が付属して目を形成しています。
眼球は球状の器官で視神経で脳と連絡し視覚を司っています。

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