2021年12月アーカイブ

口腔線(唾液腺)のはたらき

食物が口内に入ると反射的に唾液腺からの唾液分泌が盛んになり、消化作用が活発になります。
口腔線は唾液を分泌する腺なので唾液腺とも言います。小さな口腔線(小唾液腺)は口腔内の粘膜のいたるところにありますが、大きな口腔線(大唾液腺)は粘膜から離れて存在し、導管(排出管)で口腔に通じています。大唾液腺には、耳下腺・顎下腺・舌下腺の3対があります。
唾液腺
耳下腺は、唾液腺のなかで最大のもので、外耳の前から下方にかけて広がり、皮下にあります。その導管(耳下腺管)は、口腔前庭の後部で上顎第二大臼歯に向かい合った頬の粘膜の耳下腺乳頭の上に開口します。漿液性の粘性の少ない唾液を分泌します。

左脳と右脳のしくみと働き

長い間、右脳は感性・独創性・企画力などを司る創造的なソフトの脳で、左脳は言語・計算など機械的ないわばハード的な脳とされていました。しかし、近年全く新しい研究が行われ、左右の脳は別々の感情を司ること、右脳と左脳の役割はそれほど簡単に言い切ることはできないことなどがわかってきました。
さらに従来言われてきたことと違って、右脳はうつの感情を生み、左脳は幸福感をもたらすことがわかりました。実際、脳梗塞になった人の場合を調べると、右脳が脳梗塞になった人は、左脳が積極的に働こうとするので、ものの見方が楽観的になりますが、左脳が脳梗塞になった人は、右脳ばかりが働くので悲観的になります。

骨の連結のしかた

骨と骨の連結では、動かない部分の線維性連結と動く部分の関節による連結があります。線維性連結には、靭帯結合・軟骨性結合・骨結合があります。
靭帯結合は。骨と骨とが線維結合組織によって連結されたもので、結合した骨の形状から、縫合と釘植の2つの場合があります。縫合は頭蓋のような、主として扁平骨間にみられ、骨と骨の間が鋸歯状になり、わずかの結合組織が骨の連結面にあって、骨と骨が密着します。釘植とはくさびを打ち込んだような骨の連結のしかたで、歯根と歯槽の連結がこれに当たります。
軟骨性結合とは、軟骨によって連結されるもので、軟骨結合と線維軟骨結合とがあります。軟骨結合は骨と骨との間が軟骨によって結合されるものです。線維軟骨結合は骨と骨との間が線維軟骨のよって結合されたもので、椎間円板のような場合です。
骨結合は骨と骨との軟骨が骨化して結合したもので、仙椎が仙骨になるような場合です。

関節

このアーカイブについて

このページには、2021年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2021年10月です。

次のアーカイブは2023年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。