睡眠関連呼吸障害群 カタスレニア

カタスレニアは呼気時だけ、いびきのようなうめき声(唸り声)をあげます。

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睡眠関連呼吸障害群 カタスレニア

カタスレニアは、ギリシャ語のカタ=ようなもの、スレニア=うめき、のことで「睡眠関連うなり」としても知られています。普通のいびきは吸気時にかきます。往復いびきのひともいますが、呼気時だけのひとはいません。 カタスレニアは呼気時だけ、いびきのようなうめき声(唸り声)をあげます。

通常レム睡眠中に起こります。入眠して1時間半から3時間くらいして、2〜20秒ほどのうめき声が数十分の間隔で繰り返し起きます。いびきや無呼吸ほど睡眠障害が ないため自覚するひとは稀で、ほとんどは家族の訴えで病気の存在を知ります。この病態は不明とされていますが、周囲の迷惑以外の害はないと考えられています。

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カタスレニアは呼気時だけ、いびきのようなうめき声(唸り声)をあげます。
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治療起因性中枢性睡眠時無呼吸は、ICSD-3で新たに加わった障害名です。以前は複合性睡眠時無呼吸(complex sleep apnea syndrome:complex SAS)と称されていました
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睡眠関連呼吸障害群 閉塞性睡眠時無呼吸症候群
閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に頻回の呼吸停止や上気道の閉塞が生じ。覚醒反応による睡眠分断と動脈血酸素飽和度(SpO2)の低下をきたすのが特徴
睡眠障害の分類 睡眠関連呼吸障害群
睡眠関連呼吸障害群は、「睡眠障害国際分類第3版:ICSD-3」では、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、中枢性睡眠時無呼吸症候群、睡眠関連低換気障害群、睡眠関連低酸素血障害群、孤発性症状と正常亜型の5つに大別されています。
睡眠障害の分類 不眠症群
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睡眠障害の分類と診断基準
古典的な睡眠障害の診断分離は、不眠症群、過眠症群、睡眠時随伴症群(パラソムニア)の3群でした。米国睡眠学会中心となって作成した2014年のICSD-3「睡眠障害国際分類第3版」では以下の6群に分類されています。
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