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日立製作所は「がん」のにおいを好む線虫の特性を利用し、自動で「がん」を検査できる装置を開発したと発表しました(4/18)。これは九州大学発のバイオベンチャーHIROTSU(ヒロツ)バイオサイエンスの広津崇亮社長と共同研究開発契約を結んで実現したもので2020年までの実用化をめざしています。
尿と寄生虫である線虫でどのようにして「がん」を見つけることができるのか、不思議ですよね。この検査では、体長約1ミリの線虫50〜100匹を専用の容器の中央に入れ、隅に人の尿を垂らします。しばらく経つとがん患者の尿には近寄り、健康な人の尿からは遠ざかるというものです。
家族性アミロイドーシスにはいくつかの病型が知られていますが、そのほとんどがトランスサイレチン(TTR)遺伝子変異に起因する常染色体優性遺伝のTTR型家族性アミロイドポリニューロパチー(TTR-familial amyloid polyneuropathy:FAP)です。従来、限られた集積地のみに認められる非常にまれな疾患と考えられていましたが、近年の診断技術の進歩により、比較的頻度の高い遺伝性ニューロパチーであることが明らかになっています。
TTR-FAPの主な症状は、多発ニューロパチーによる四肢の感覚障害と筋委縮、自律神経障害による消化管運動障害と起立性低血圧、心伝導障害や心不全などの心症状です。
AICS(AminoIndex Cancer Screening:アミノインデックス癌スクリーニング)検査は、癌のリスクを評価する検査です。リスクとは、確率・可能性・危険性などと呼ばれるもので、癌であるか否かをはっきりと判断するものではありません。AICS検査は、それぞれの癌について、癌のリスクを0.0〜10.0の数値(AICS値)で報告します。この数値が高いほど、癌のリスクが高くなります。
AICS検査では、特異度80%と特異度95%のときの値を使い、癌のリスクを3つのランクに分けて表示します。ランクA・ランクB・ランクCの順でリスクが高くなります。この時の特異度80%とは、健康な人の80%がこの数字以下となるという値です。
AICS検査は、採血を行った時の癌リスクを評価するもので、生涯に渡ってのリスクを予測するものではありません。定期的な検査が必要となります。
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