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厚生労働省は、心臓、腎臓、もしくは呼吸器の機能に障害がある方は、インフルエンザに罹患すると重症化しやすいことから、インフルエンザワクチン接種による便益が大きいとしています。
米国疾病対策センター(CDC)も、慢性呼吸器疾患(喘息含む)、心血管疾患(高血圧をのぞく)、腎疾患、肝疾患、神経疾患、血液疾患、代謝疾患(糖尿病含む)ならびに免疫抑制状態の患者(薬物によるものやHIV感染を含む)には、優先的にインフルエンザワクチンを摂取すべきであるとしています。これらの基礎疾患を持つ患者へのワクチン接種については注意が必要です。
基礎疾患を有する患者へのワクチン接種においては、基礎疾患自体による症状や、併用する治療薬の影響と、ワクチンの副反応との鑑別に苦慮する例が多くなるのでワクチン接種後の注意深い観察が求められます。
1)明らかな発熱を呈している者
2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
3)予防接種の摂取液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
4)その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
は予防接種不適当者とされていますので、事前に評価することが必要です。
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