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産業医学関連検査は、有機溶剤作業者・鉛作業者を対象として、体内に有機溶剤や鉛がどの程度取り込まれているかを定期的にチェックすることを主な目的としているため、結果の評価については正常・異常の鑑別を目的としたものではなく作業環境を含めた総合的な判断が必要とされています。
また、労働安全衛生法に基づく各中毒予防規則では、各健康診断結果報告書を所轄の労働基準監督署長に提出することが定められています
有機溶剤と健康障害
・有機溶剤による一般毒性
1)神経障害
中枢神経系:頭痛、めまい
末梢神経系:四肢のしびれ、痛み、萎縮、筋力低下
自律神経系:失神、立ちくらみ、異常発汗
消化器系:便秘、悪心、食欲不振
2)造血障害:貧血
3)肝障害:黄疸
4)腎障害
・有機溶剤の危険性・有害性
1)急性中毒:高濃度の蒸気を大量に吸引すると危険性が大きい
2)慢性中毒:肝機能障害、腎機能障害、貧血、皮膚や粘膜などの炎症等が現れます。
疲れやすい・だるい・頭痛やめまい・食欲不振を自覚したら要注意です。早めに産業医に相談しましょう。
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