特定健康診査・特定保健指導の仕組み

特定健康診査とは糖尿病など生活習慣病に関する健康診査で、特定保健指導とは特定健康診査の結果により健康の保持に努める必要がある者に対し、保健指導に関する専門的知識及び技術を有する者が行う保健指導をいいます。

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特定健康診査・特定保健指導の仕組み

特定健康診査とは:糖尿病など生活習慣病に関する健康診査
特定保健指導とは:特定健康診査の結果により健康の保持に努める
必要がある者に対し、保健指導に関する専門的知識及び技術を有す
る者が行う保健指導
と高齢者の医療の確保に関する法律の第18条に明記されています。

検診項目としては、現行の老人保険事業の基本検診とは大幅には
変わりません(40歳以上の保険加入者に実施)
検診の結果、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当
者・予備群を対象として特定保健指導が義務づけられます。
非肥満の高血圧等の者については、当面は努力義務として保健指導
が実施されます。

・生活習慣病のリスクに応じて保健指導のレベルが決定されます。
ステップ1:腹囲 男性85cm以上 女性90cm以上
      BMI 25以上(BMI=体重Kg÷身長mの2乗)
ステップ2:血糖 空腹時血糖 100mg/dl以上 または
         随時血糖   140mg/dl以上 または
         HbA1c    5.2%以上
      脂質 中性脂肪  150mg/dl以上 または
         HDLコレステロール 40mg/dl未満
      血圧 収縮期血圧 130mmHg以上
         拡張期血圧  85mmHg以上
ステップ3:ステップ1でステップ2のリスク該当者
      2つ以上・・積極的支援レベル
      1つ・・・・動機づけ支援レベル

・積極的支援:3〜6ヶ月の継続的支援
       個別面接または集団指導、e-mail、グループ指導
       +6ヶ月後の評価(個別、グループ、電話、e-mail)
       ただし65歳以上は該当しても動機づけ支援の対象
・動機づけ支援:1回の個別面接またはグループ指導+6ヶ月後の
       評価(電話またはe-mail)
・情報提供:診断結果と注意事項の情報提供

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