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HBe抗原及びHBe抗体はB型肝炎ウイルス感染が考えられる
検体中で検出され、これらのマーカーの有無はHBs抗原陽性患
者の病態について有益な情報を提供します。
HBe抗原は、B型肝炎ウイルス感染後、HBs抗原出現に引き
続いて血中に出現し、これらの抗原はウイルスの増殖(複製)に
伴って急激に増加します。HBe抗原の存在はDane粒子、肝実質
細胞各内のHBc抗原の発生ならびに血清中のDNA−ポリメラ
ーゼ活性などと関連のあることが知られており、この時期には肝
機能障害も認められます。
また、患者のウイルス量を反映することから、他者への感染のリ
スクを判断する指標としても用いられています。
HBe抗原陽性の妊婦では、出産直後の新生児に対してHB−Ig
GおよびHBワクチンを投与することが有用です。
基準値: (EGCO)1.00未満
測定方法:CLIA
異常値を示す疾患・病態
上昇する疾患:B型肝炎、急性期初期、持続感染
▽ウイルス性肝炎検査:HBe抗原 のキーワード
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