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1型糖尿病
すい臓のランゲルハンス島にあるインスリン分泌細胞(B細胞)が
破壊されて、高度のインスリン欠乏に陥るタイプで、白人と比べる
と日本人にはこのタイプは少なく、糖尿病患者全体の2〜3%以下
と推定されます。
原因は明らかではありませんが、免疫細胞が自己のインスリン分泌
細胞を攻撃して破壊すると考えられ、ウィルス感染や免疫系の遺伝
的素因が関係している可能性があります。
特徴
1)発病前、発病時の肥満はみられない
2)発病年齢は一般に10〜14歳ですが、中年過ぎの発病もまれで
はない
3)発病は急激である
4)遺伝的素因あり
5)インスリンの分泌は極端に低下する
6)治療にはインスリン注射が欠かせない
2型糖尿病
多くは複数の遺伝的素因が複雑に関係していると推定されています。
遺伝的素因として、肝臓や筋肉でインスリンが効きにくいこと(イ
ンスリン抵抗性)や、インスリン分泌細胞が機能不全に陥りやすい
(インスリン分泌不全)などがあげられます。
また、肥満、高脂肪食、運動不足、種々のストレスなどの環境因子
もインスリン抵抗性の悪化やインスリン分泌機能の低下に関与し発
病や悪化の原因になっています。
特徴
1)発病前、発病時の肥満は80%にみられる
2)発病年齢は一般に成年以降(46〜60歳)。わが国では若年者
でも増加している
3)発病はゆるやかである
4)遺伝的素因つよくあり
5)インスリンの分泌はわずかに低下する
6)まず食事療法と運動療法が中心となる
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