スポンサードリンク
糖尿病は血液中の糖(ブドウ糖)濃度が高い状態になりやすい身体的特質をいいます。空腹時血糖値が126mg以上、または食後(75gブドウ糖負荷試験では負荷後2時間)の血糖値が200mg以上ある場合に糖尿病と診断されます。
慢性の高血糖が続くと全身の血管に異常を生じ、やがてさまざまな臓器に重大な障害(合併症)をきたします。血糖値が高くても必ずしも自覚症状は認められず、放置すると慢性合併症をおこすので、早期に診断して治療を行う必要があります。
【原因】
糖や脂質の代謝に重要な役割をもつ、インスリンというホルモンの働きが不足することによっておこります。インスリンの働きが弱まる原因には、免疫系の遺伝的素因(ウィルスが関与?)として免疫細胞が自己のインスリン分泌細胞を攻撃・破壊する場合と、肥満・高脂肪食・運動不足・ストレスなどによってインスリンの分泌が低下する場合があります。
【発病のしくみ】
インスリンの働きが不足してくると、血液中のブドウ糖(グルコース)が筋肉や脂肪組織へ取り込まれにくくなり、また肝臓ではグリコゲンの分解や血液中にブドウ糖(グルコース)がたくさん放出されるようになります。これにより高血糖を促進し、脂肪酸の代謝産
物であるケトン体の増加により血液は酸性に傾き次のような全身的症状がおこってきますが無症状のこともあります。
・口渇(口の渇き)・多尿 ・疲れやすい ・体重減少 ・多食
・視力障害 ・化膿傾向 ・かゆみ ・知覚障害 ・歯の病気
・性欲減退 ・月経異常
▽糖尿病の原因と発病のしくみ のキーワード
▽次の記事、前の記事
スポンサードリンク
当サイトのRSS
サイトについて
注意事項新着アイテム
ジャンル
Copyright (C) 2008
by 健康診断・血液検査MAP