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ヘモグロビンA1c(HbA1c)は、ヘモグロビンAのβ鎖N末端のバ
リンにグルコースが非酵素的にシッフ塩基結合してアルジミンとな
り、さらにアマドリ転移を受けてケトアミン化合物となったもので
す。この中間物質であるアルジミンは可逆性の為不安定型A1cです。
最終物質のケトアミンは不可逆性の為安定型A1cと呼ばれます。
反応の全過程は血糖値に依存性があるため高血糖の程度に応じて生
成物は増加します。又、安定型A1cは、赤血球の寿命(120日)の
間消滅しない為、過去1〜3ケ月間の血糖値を反映しています。した
がって意義としては、この長期間の血糖コントロールの指標として
用いられます。
・血糖値を反映
・過去1〜2ヶ月の平均血糖値を反映
・長期の血糖コントロールの良否を判定
・加齢で増加、閉経で低値傾向
・腎不全アルコール多飲、アスピリンやビタミンC大量服用で
偽高値
・溶血性貧血、大出血、妊娠時貧血で低値
基準値:4.3〜5.8%
検査方法:LA(ラテックス凝集比濁法)
減少する疾患:溶血性貧血
上昇する疾患:糖尿病
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