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炎症は臨床的に最もしばしば遭遇する病態で、生体の細胞や組織の障害・壊死に対する一連の生体防御反応をいいます。炎症を誘発する因子には次のようなものがあります。
・各種の病原微生物
・物理的因子:外傷、熱、寒冷、放射線
・科学的因子:強アルカリ、強酸
・循環障害による壊死:悪性腫瘍、梗塞
・免疫反応による障害
炎症マーカーとは炎症の有無や重傷度を反映し、炎症の診断や経過観察に役立つ臨床検査の総称です。
炎症の局所的兆候として発赤・熱発・疼痛・腫脹・機能不全があげられ形態学的には細胞の変性・壊死・血管反応・炎症細胞の浸潤などがあり急性炎症時に変動する主な検査項目は次の通りです。
・赤血球沈降速度(血沈)の亢進
・末血中の白血球数の増加、好中球の増加
・血清蛋白分画:アルブミン分画の減少、α1−グロブリン分画とα2−グロブリン分画の増加
・急性期蛋白質成分:多くは増加するがアルブミンのように減少するも のもある
・CRP(C反応性蛋白)
・Fib(フィブリノーゲン)
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