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γ-GTは、γ-グルタミルトランスフェラーゼ(γ-glutamyltransferase)のことで、γ-グルタミルトランスペプチターゼ(γ-glutamyl transpeptidase)γ-GTPとも呼ばれます。
γ-GTは血清のみならず、尿・胆汁・唾液・羊水などでも検出可能ですが、血清のγ-GTは主として肝・胆道系の疾患を特異的に反映すると考えられます。
肝のγ-GTは肝細胞のマイクロソーム分画や細胆管などに存在しALP、LAPなどとともに胆道系酵素とも呼ばれています。
一方肝細胞癌に特異的なγ-GTは活性値の増加からは判断できずアイソザイム分画によって泳動の異常バンドとして認められます。
また胆汁うっ滞では,γ-GTの合成誘導と胆汁への排泄障害の結果血清γ-GT値が上昇します。
アルコール性肝障害や薬剤性肝障害での上昇は、合成の誘導に起因します。
基準値:M 70 以下 F 30 以下(U/L)
測定方法:JSCC標準化対応法
上昇する疾患
アルコール性肝障害、肝外胆管閉塞、肝硬変、肝内胆汁うっ帯、
急性肝炎、慢性肝炎、薬物性肝障害
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