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骨びらんとは、X線検査によって見られる骨皮質の虫食いのような
不連続像のことを言います。慢性関節リウマチの場合は、発症初期
からこの骨びらんが、手指、手関節、足趾関節に見られます。
これは、炎症が引き起こされてパンヌスが生じ、関節軟骨や関節を
包む滑膜や軟骨に覆われていない骨を破壊することで骨びらんが見
られます。
関節破壊はX線で検出されるよりもずっと早期から生じており、こ
のような異常をMRIによって高率に検出できます。
パンヌスとは慢性関節リウマチに見られるもので、炎症を生じた滑
膜の表層細胞が増殖して、それが絨毯状に広がって軟骨や骨に浸潤
している状態をいいます。
パンヌスはコラゲナーゼといったタンパク質分解酵素や活性酵素、
プロスタグランジンを分泌することで、軟骨や骨を破壊します。そ
の結果、軟骨が無くなり、関節の変形などのリウマチの症状を引き
起こします。
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