花粉症・花粉症対策グッズの最近のブログ記事

花粉の飛散はハンノキから始まり、スギ・ヒノキ・イネ科と続きます。
ハンノキ:1月〜4月
スギ:2月〜4月
ヒノキ:3月〜5月
シラカンバ:4月〜6月
イネ科:ハルガヤ 4月〜8月
    カモガヤ 5月〜9月
    オオアワガエリ 5月〜9月
    ギョウギシバ 6月〜9月
スギ花粉飛散前や終了後にアレルギー症状が出る場合には、ハンノキ・イネ科などのアレルゲンを測定しましょう。

舌下免疫療法は、アレルゲンエキス(液体エキスを用いた滴下型・口内崩壊錠のような形状をしたタブレット型がある)を舌下のに投与し、数分間そのままの状態にします。
舌下免疫療法には重篤な副作用は少ないとされていますが、特有の副作用として、口腔内腫脹・口内炎症状・咽頭刺激感・口腔掻痒などのアレルゲンエキス投与部位と関連した症状がみられます。
これらの症状は、投与を続けるうちに軽減・消失することが多く、治療の完遂性に影響を及ぼす可能性は低いとされています。その他にも口腔内症状・鼻炎症状・喘息症状・蕁麻疹などの副作用がみられることがあり、アナフィラキシーが生じる可能性もゼロではありません。その為治療の実施に際しては、専門的な知識・技能・および副作用に対して適切な判断と対応が要求されます。

アレルギー診療の最近の動向として、わが国において初めてとなる、スギ花粉症を対象とした舌下免疫療法治療薬が承認される見通しとなり、注目を集めています。
これまで用いられてきた皮下投与によるアレルゲン特異的免疫療法では、アドレナリン治療が適応となる程度のアナフィラキシーの頻度が約0.13%あることが報告されており、より安全な治療法の確立が必要と考えられました。一方、マウスのアレルギーモデルを用いた研究から、粘膜免疫の重要性が明らかになり、粘膜免疫を利用した免疫療法に関する知見が集積し、舌下免疫療法は口腔粘膜を利用した手法であり、その安全性と利便性が高いため、臨床応用されてきた経緯もあります。

花粉症患者が低年齢化していることは、鼻アレルギー診療のガイドラインにもあるように、スギ花粉有病率はほとんどの年齢層で増加しています。5〜9歳では7.5%から13.7%とほぼ倍増しています(1998年と2008年の比較)。スギ特異的IgE陽性率は、アレルギー疾患を持つ小児で乳幼児期の7.6%から幼児期後半には58.5%に急増し、学童以上では約60%であるとの報告もあります。非アレルギー児でも幼児期後半から徐々に陽性率が増加し、思春期には40%を超えることから、小児のスギ花粉感作の多くが就学前に成立する事がうかがえます。必ずしも特異IgE陽性がすべて花粉症ではありませんが、発症の可能性があるため注意が必要です。

花粉-食物アレルギー症候群(pollen-food allergy syndrome:PFASまたはPFS)は、口腔アレルギー症候群(OAS)のなかで感作アレルゲンが花粉の場合をいいます。
症状としては口腔症状が主で、感作花粉の飛散時期に発症または症状が強くなります。さらに原因食物を繰り返し摂取し続けると症状が重篤になることや、アナフィラキシーがみられることもあります。

近年食物アレルギーはクラス1およびクラス2の2つに大別されるようになってきています。クラス1は食物が消化管で消化吸収されて感作が成立し、アレルギー症状が誘発されるものをいいます。これに対してクラス2は、感作の成立と症状の誘発に別々のアレルゲン(主にタンパク)が関与し、両者の交差性により症状が誘発されるものです。交差性を有するアレルゲンとしては、植物生体防御タンパク質であるPR-10が有名ですが、シラカンバ花粉の主要アレルゲンであるBetv1およびブナ目花粉の主要アレルゲンはいずれもPR-10で、強い交差性が報告されています。

エアープロットは光触媒の力でクリーンな空気を提供する、ガラスコーティング剤です。光触媒とは紫外線が当たることで、異なる2つの物質を結びつける機能を発揮する作用をいいます。
このエアープロットは、部屋に入ってきた花粉を吸着分解除去!!花粉症の症状軽減に効果があると考えられています。使用方法は簡単です。
1)エアープロットGCを塗布
2)付属のスクイージーで伸ばす
3)エアープロットGを塗布
4)スクイージーで伸ばす
5)付属のスポンジで満遍なく伸ばす
6)付属の専用クロスできれいに拭く

これだけで、部屋の中の花粉が分解され花粉症の症状が緩和されます。しかも効果は10年間持続するので経済的ですね。

花粉症のツボ?

花粉症の症状改善に“ツボ”が効果ありって知っていますか?簡単にできますので、試してみてはいかがでしょう。
体にある“ツボ”を押すことでさまざまな痛みや病気の症状などを緩和することをツボ療法といい、中国に起源を発しています。
つぼにはたくさんの種類がありますが、花粉症の症状を軽くするような、予防のつぼ3つをご紹介します。これらのつぼは、特に「原穴(げんけつ)」とよばれる種類のつぼで、人間の体にあるつぼの中でも、特に重要な役割を担っています。
できれば花粉の季節が始まる前から、定期的に押すことをおすすめするつぼです。花粉症の症状以外のいろいろな症状にも力を発揮してくれます。

花粉症対策製品

各地でスギ花粉の飛散がはじまりましたね。花粉症対策は万全ですか?早期に始めるのが効果的です!
対策として、花粉に接触しないのが一番ですが 日常生活においては不可能といってもよいでしょう。花粉の季節を少しでも快適に過ごせる方法・グッズ・サプリメントを紹介します。

1)空気清浄器
どんなに注意しても花粉は部屋の中に入ってきます。家の中で快適に過ごすには効果的です。

2)マスク
カプロンマスク

3)花粉用めがね
●アイガード スカッシー(名古屋眼鏡)

4)鼻腔洗浄機
●ハナクリーンアルファー

5)甜茶紅茶 
甜茶とは中国語で甘いお茶という意味で、いくつかの種類があります。しかし、抗アレルギー効果が証明されているのは、バラ科キイチゴ属の植物の葉です。花粉が飛び始める2週間前から甜茶を飲んで、症状が軽減したことも確認されていますが、即効性があるわけではなく、その効果には個人差があります。

花粉情報(日本気象協会) 
今年はスギ花粉の飛散は少なそうですね。花粉の量、つまり花芽の成長を左右するのは、前年の7月の気温と日照時間です。去年の7月は、気温は平年並みでしたが、日照時間は短かった2005年よりもさらに短く、去年は花粉飛散量が少なかったのでスギの木には余力があるといえますが、それを計算にいれても2005年春のような大量飛散はあり得ないと思われます。
しかし、花粉量が10分の1になったとしても、症状は2分の1にしかなりません。早めの花粉対策が必要です。

レーザー治療や減感作療法は すぐに効果を発揮するわけではないので今からでは間に合いません。初期療法として ケミカルメディエーター遊離抑制薬や、第2世代抗ヒスタミン薬は予想花粉飛散開始日の2週間前から投与開始します。予想花粉飛散開始日とは、1平方cm当たり花粉が1個飛散した日が連続2日続いた時、その1日目をいいます。つまり、花粉飛散開始日前にも花粉は飛んでいるということですね。花粉が鼻粘膜を少しづつ刺激して鼻粘膜の過敏性を亢進させていき まさに症状発現の準備が整えられようとしています。初期療法はその準備をさせないようにすることです。

花粉症とは 原因と症状

花粉症は、風で運ばれた花粉がひきおこすアレルギーです。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが問題となる花粉の時期に突然おこります。春には樹木(スギ)、夏にはイネ科植物(カモガヤ)、秋には雑草(ブタクサ)が有名です。ハウスダストと違って花粉の直径は大きく、ほとんどが鼻や眼の粘膜でとらえられるのでこれらの粘膜の症状が主になり、気管支での喘息はおこりません。

【原因と症状】
花粉はどこにでもあって、だれもが吸入しているのに花粉症にかかる人とかからない人があります。これはアレルギー体質の人だけが花粉症にかかるからです。
人口の10〜20%に発病するスギ花粉症について、かかりやすい家系の研究から、スギ花粉症は遺伝することがわかってきました。アレルギーを抑制する遺伝子に欠陥があって、アレルギーにかかりやすくなり免疫グロブリン(IgE)抗体を作りやすい体質になります。

地方よりも、スギ花粉の少ない都市部にスギ花粉症が多いのは、アレルギー体質が基盤となって、それに都市部の大気汚染(おもにディーゼル排泄微粒子)が花粉症を促進する環境因子としてかかわっているからです

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