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薬物アレルギー 種類と症状

薬剤が原因で起こるアレルギー反応を 薬物アレルギー といいます。薬疹 などの皮膚障害のみならず、肝臓や腎臓などに内蔵疾患を合併するなど、重症の場合は死に至ることもあります。
代表的な 薬物アレルギー の種類と症状
1)過敏症
・アナフィラキシー:皮膚のかゆみ、声のかすれ、くしゃみ、喉のかゆみ、息苦しさ、動悸、意識混濁など

2)皮膚
・スティーブン・ジョンソン症候群:38度以上の高熱、目の充血、めやに、眼分泌物、まぶたの腫れ、眼が開けづらい、唇や陰部のただれ、排尿・排便時の痛み、喉の痛み、皮膚の広範囲が赤くなるなどの症状が持続したり、急に悪くなったりする
・中毒性表皮壊死症:38度以上の高熱、目の充血、唇のただれ、喉の痛み、皮膚の広範囲が赤くなるなどの症状が持続したり、急に悪くなったりする
・薬剤性過敏性症候群:皮膚の広範囲が赤くなる、38度以上の高熱、喉の痛み、全身がだるい、食欲がない、リンパ節が腫れるなどの症状が持続したり、急に悪くなったりする
・接触皮膚炎:薬剤を使用したらすぐにひりひりする、赤くなる、痒くなり塗ったところにジンマシンがでる

食物アレルギーとは、特定の食品(原因食品)を飲食することで体内に取り込まれたアレルゲンにより、アレルギー状態が発生する免疫反応をいいます。
食品によっては、アナフィラキシーショックを発生して命にかかわることもあります(特にそばが有名)。日本では食品衛生法施行規則などにより特定原材料等として、表示の義務付けや推奨が規定されています。

乳幼児から幼児期にかけては食物アレルギーの主要な原因として鶏卵と牛乳がその半数以上を占めます。青年期になるにつれて甲殻類が原因のケースが増え、牛乳が減少。成人期以降では、甲殻類、小麦、果物、魚類といったものが主要なアレルギーの原因食品となります。

シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群の症状は個人差が大きく、非常に多岐にわたります。また、不定愁訴と言われるような、本人にしか自覚できない症状が多く、自律神経失調症や更年期障害、風邪、精神疾患などと間違われてしまうこともよくあります。

はっきりとした症状を示さなかったり、次々と症状が移行していくことも多く、なんとなく調子が悪いなと思っていてもそれがシックハウス症候群だと本人も気付かないことがよくあります。
もし下記のような症状があり、特に室内にいるときに症状が強く起こる場合には、一度シックハウス症候群を疑ってみましょう。

口腔アレルギー症候群

口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome)は通常、白樺を中心とした花粉症患者において、新鮮な果物、野菜、ナッツ類などの摂取に伴って生じる主としてかゆみや腫れなどの口腔咽頭の粘膜症状を指し、この特異な食物アレルギーは花粉アレルゲンと植物性食物アレルゲンに共通する抗原分子によると考えられています。北海道のシラカンバ花粉症や兵庫県の住宅地に植林されたオオバヤシャブシによる花粉症(カバノキ科ハンノキ属)の方に多くリンゴ、桃などのバラ科の果物による口腔アレルギーが起こることが知られています。またイネ科花粉症やブタクサ花粉症、さらにはスギ花粉症にもこの口腔アレルギーが起こるという報告もあります。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーとは・・ある特定の食物で、普段は食べてもなんともないのに、食べた後に運動をするとアナフィラキシーを起こすことがあります。これは食物依存性運動誘発アナフィラキシーとよばれ、運動によって原因食物の吸収が増加して起こるといわれていますが、その仕組みについてははっきりとはわかっていません。
“学校で給食を食べ、昼休みにスポーツに興じてじんましんが出た”というような場合は、食物依存性運動誘発アナフィラキシーを疑った方がいいかもしれません。医師の診察を受けることをお勧めします。

●症状は?
1)皮膚症状:全身の熱感、掻痒感に引き続き、紅斑、じん麻疹、血管性浮腫など
2)消化器症状:腹痛、下痢、嘔吐など
3)重症例では、喉頭浮腫による呼吸困難、曖声、喘鳴、気管支攣縮による喘鳴・呼吸困難、ショックによる血圧低下、意識消失など生命の危険を伴うこともあります。

通常皮膚症状が運動後30分以内にあらわれ、その後、呼吸困難、発汗、意識障害等があらわれます。食物依存性運動誘発アナフィラキシーは、ある特定の食物を食べた後2〜3時間以内に運動を行ったときに、アナフィラキシー症状があらわれます。

人の皮膚は外界に接する表皮、その下の真皮、そして皮下組織(脂肪組織)からなります。表皮は厚さ1〜0.3mmで最上層の角質細胞は2週間前後ではがれ落ちから押し上げられてくる新しい細胞と入れ替わります。

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湿疹は、外界の刺激から生体を防衛しようとする皮膚(表皮・真皮上層)の反応で、かゆみをともなう無菌性の病気です。

アレルギー合併症

アレルギー性鼻炎でみられる3主徴はくしゃみ、鼻水、鼻づまりですが、特に大量の抗原に暴露される花粉症では、眼症状、口腔症状、咽頭症状、皮膚症状、発熱、頭痛などの全身症状の出現も高くなります。
これらの症状は、抗原そのものが標的臓器で障害をおこす以外に、鼻症状による鼻呼吸障害の結果として誘導されるもの、さらに治療薬による副作用もあり、鑑別には注意を要します。

1)アレルギー性結膜炎
スギ花粉症では、必ずといってよいほどみられます。ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ花粉症でもみられ、季節性にみられることが特徴です。掻痒感(そうようかん)、流涙、異物感、眼痛などが主症状です。

2)口腔症状
鼻呼吸障害に起因する 口腔乾燥、味覚障害の頻度が高く、薬剤性の味覚障害もあります。また、ある特定の食物を食べると、口の中や唇に掻痒感や浮腫状腫脹が出現するoral allergy syndromeも花粉症と関連があります。シラカバ花粉症患者では、リンゴやサクランボなどバラ科の果実を摂取したときに好発することがよく知られています。そのほかイネ科花粉症ではトマト・メロン・ミカン。ブタクサ・ヨモギ花粉症ではメロン・バナナ・セロリなどが共通抗原をもっていると指摘されています。

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