アトピー性皮膚炎とペリオスチン

ぺリオスチンはアレルギー関連疾患をはじめとする炎症性疾患に関するタンパクとして注目されています。
ペリオスチン(Periostin)は、ファシクリンファミリーに属する細胞外マトリックスタンパク質です。その発現は、Th2型サイトカインであるIL-4やIL-13により誘導され、骨膜をはじめ肺や心臓、腸管、皮膚など様々な組織で認められます。
これまでもアトピー性皮膚炎との関連について注目されており、気管支喘息や全身性強皮症、胆管細胞癌、糖尿病性網膜症などにおいても血中ペリオスチン濃度が上昇することが報告されています。

ぺリオスチン

ぺリオスチンは血液検査で測定することができます。
検査材料:血清
測定法方:ELISA
基準値:単位(ng/mL)

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このページは、が2023年2月11日 17:54に書いたブログ記事です。

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