2013年5月アーカイブ

プロバビリティーカーブは、特異的IgE抗体価が高いほど、当該アレルギーの症状誘発の可能性が高くなるということを、連続した特異的IgE抗体価と症状の誘発率との関係で示したものです。
Sampsonらは、卵白・牛乳・ピーナッツおよびタラのプロバビリティーカーブを作成し、併せて各プロバビリティーカーブからディシジョンポイントの値も算出しました。ディシジョンポイントは、食物経口負荷試験の陽性確率が95%の抗体価で、その抗体価以上であれば、ほぼ確定診断されるものです。プロバビリティーカーブを活用することで、リスクの高い負荷試験を避けることができるようになりました。

このアーカイブについて

このページには、2013年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年4月です。

次のアーカイブは2013年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。