金属アレルギーの原因

金属アレルギーの原因は、金属イオンがたんぱく質に結合すると、たんぱく質から構成される酵素が異常な働きをするようになり、その結果、生命活動のあらゆる分野に影響を及ぼす為と考えられています。
・体質、年齢、などによる個人差が大きく、体調も影響する
・症状が複雑で、症状の発現過程に個人差がある
・ピアスやネックレスなどの装飾品による場合が多い
・重度の歯周病や口内炎などでお口の中の炎症状態が慢性的に続いている状態では金属がイオン化しやすい

最も多い患者層は40代の女性です。金属アレルギーが疑われる場合は、まず、自分の口の中に金属が入っているかを確認し、その金属の種類を調べてもらい知っておくことが大切です。

今後歯科治療で金属を入れる可能性がある場合はその金属の種類がどのようなものかも聞いておくことが大切です。最も安全性の高い素材はセラミックで、純チタンやチタンと金の合金も安全と考えられています。
インプラントは純チタンのため安定していますが、特にイオンクリーニングしたインプラントは安心です。

※一般生活上の注意事項
・タバコからのカドミウム、排気ガスや水道管からの鉛、大型魚からの水銀、などに注意する
・成分のわからない装飾品を身につけない、特に卑金属のピアスはリスクが高くなります。ネックレスをした場合には汗をこまめに拭き取りましょう。

このブログ記事について

このページは、が2007年6月17日 23:34に書いたブログ記事です。

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