アトピー性皮膚炎に用いられる主な抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬

アトピー性皮膚炎に用いられる主な抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬(カッコ内は代表的な商品名)には次のようなものがあります。

●抗ヒスタミン薬
マレイン酸クロルフェニラミン(ポララミン)
フマル酸クレマスチン(タベジール)
塩酸ホモクロルシクリジン(ホモクロミン)
塩酸ヒドロキシジン(アタラックス)
塩酸シプロヘプタジン(ペリアクチン)
メキタジン(ゼスラン、ニポラジン)

●抗アレルギー薬
・・抗ヒスタミン作用をもたないもの
トラニラスト(リザベン)
トシル酸スプラタスト(アイピーディー)
・・抗ヒスタミン作用をもつもの(第2世代抗ヒスタミン薬)
フマル酸ケトチフェン(ザジテン)
オキサトミド(セルテクト)
塩酸アゼラスチン(アゼプチン)
フマル酸エメダスチン(ダレン、レミカット)
塩酸エピナスチン(アレジオン)
エバスチン(エバステル)
セチリジン(ジルテック)
塩酸オロパタジン(アレロック)

重症度による外用薬・内服役の分類
●軽症
・外用薬:全年齢 ステロイドを含まない外用薬、必要に応じてステロイド薬(マイルド以下)
・内服薬:必要に応じて 抗ヒスタミン薬 抗アレルギー薬

●中等症
・外用薬:2歳未満 ステロイド外用薬(マイルド以下)
     2-12歳 ステロイド外用薬(ストロング以下)
     13歳以上 ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
・内服薬:必要に応じて 抗ヒスタミン薬 抗アレルギー薬

●重症
・外用薬:2歳未満 ステロイド外用薬(ストロング以下)
     2-12歳 ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
     13歳以上 ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
・内服薬:必要に応じて 抗ヒスタミン薬 抗アレルギー薬

●最重症 ※原則として一時入院
・外用薬:2歳未満 ステロイド外用薬(ストロング以下)
     2-12歳 ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
     13歳以上 ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
・内服薬:必要に応じて 抗ヒスタミン薬 抗アレルギー薬
     ステメロイド(必要に応じて一時的に)

このブログ記事について

このページは、が2007年6月 9日 23:52に書いたブログ記事です。

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