樹木花粉

樹木花粉
春季花粉症の原因の多くは樹木の花粉です。花粉の直径は10μm以上の大きさのため、吸入されるとほとんどが上気道に沈着されることから、鼻、喉、目でアレルギー症状が起こります。
近年、樹木花粉症に合併する食物アレルギー例が増加傾向にあるといわれています。とくに、ハンノキ、シラカンバ花粉症の約半数にみられる、リンゴ、モモ、ナシなどのバラ科果実アレルギーが良く知られています。

スギでも少数ながらトマトによる食物アレルギーが合併すると報告されています。これら食物アレルギーは、花粉と果実のアレルゲン間の共通抗原性により発症します。

特異的IgE抗体が測定可能な樹木花粉
・スギ(2‐3月)
・ヒノキ(3‐5月)
・ハンノキ(属)(1‐4月)
・シラカンバ(属)(5‐6月:北海道)
・カエデ(属)
・ブナ(属)
・ビャクシン(属)
・コナラ(属)
・ニレ(属)
・オリーブ・クルミ(属)
・ヤナギ(属)
・マツ(属)
・アカシヤ(属)
・クワ(属)

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このページは、が2007年4月11日 22:41に書いたブログ記事です。

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