吸入性アレルゲンの回避と環境改善 その2

アレルギー症状をコントロールする最良の方法は、まず原因となるアレルゲンを知り、それを回避することです。アレルゲンは血液検査などで調べることができます。タバコや花火・線香の煙、ヘアースプレー・香水・接着剤・塗料の溶剤、新品の衣料に含まれているホルマリンなどの刺激性物質も症状を誘発したり悪化させたりすることもあるので注意が必要です。
またストレス、気温・湿度の変化、風邪、急激な運動も誘引となります。あまり神経質にならないことも大切です。

●花粉(原因となる花粉が飛散する時期のみ)
・外出時は花粉マスクを着用する
・帰宅したら、家の中に入る前に 衣類についた花粉をはたき落とす
・帰宅後 うがいや洗顔(目や鼻腔内も)を行う
・空気清浄機を設置する

●ペット・動物
・原因となるペットを飼わないようにする
・ペットの飼育をやめた後も数ヶ月は特に丁寧に掃除する
・衣類に原因となる動物の毛皮を使用しない(コート・ショール等)
・原因となる動物の毛、羽毛などを用いた布団や敷物はさける

●刺激性物質
・室内では喫煙をひかえる。線香などの煙にも注意する
・石油・ガスストーブの排気はダクトをつけて屋外へ。無理な場合は換気を充分行う
・新品の肌着やシーツは洗濯してから使用する

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このページは、が2007年1月29日 00:21に書いたブログ記事です。

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