シックハウス症候群の症状は個人差が大きく、非常に多岐にわたります。また、不定愁訴と言われるような、本人にしか自覚できない症状が多く、自律神経失調症や更年期障害、風邪、精神疾患などと間違われてしまうこともよくあります。
はっきりとした症状を示さなかったり、次々と症状が移行していくことも多く、なんとなく調子が悪いなと思っていてもそれがシックハウス症候群だと本人も気付かないことがよくあります。
もし下記のような症状があり、特に室内にいるときに症状が強く起こる場合には、一度シックハウス症候群を疑ってみましょう。
目の痛み・かゆみ・涙が止まらない・充血・目がちかちかする
頭が痛い・ボーッとする・偏頭痛・興奮・めまい・眠気・集中力記憶力低下
鼻水・鼻づまり・鼻血・ニオイに敏感になる
せき・くしゃみ・喘息・のどの痛み
耳鳴り・平行感覚の異常
口が渇く・味がわからない
吐き気・食欲不振
不整脈・心臓がどきどきする
じんましん・しっしん・肌荒れ・感想肌・かゆみ
下痢・便秘
足先のしびれ・こむらがえり
●対策
シックハウス症候群についての幅広い知識を身に付けたシックハウス診断士による住宅の調査、室内空気環境の測定などを行い、専門家としてのアドバイスを受け、原因を特定し改善(改築・リフォームなど)を行う。