ギョウギシバ

ギョウギシバ(イネ科 ギョウギシバ属:行儀芝)は、日当りのよい道ばたや野原、芝生、海浜などに群生する多年草です。茎は地表あるいは浅い地中を這って繁殖します。周辺の植物の背丈が高い場所では立ち上がります。茎は扁平で滑らか、質は堅く丈夫です。葉は線形で互生し無毛、葉鞘は茎を包みます。
夏期に穂をつける枝が直立しその先に穂をつけ、掌状に2〜7個の穂軸を出し、穂軸の片側に広卵形の小穂を2列につけます。葉の長さは数cmであることが多いが、5cmを越えることもあります。花は6月のはじめから夏まで咲き、10〜20cm前後の高さになります。花序は3〜7に分かれ、小さなメヒシバのようである。乾燥に強いためか、路傍や河原などにもよく生育しており、緑化にも利用されたり牧草として利用されます。また、荒地の緑化に使われたり、サッカーグラウンドの芝(品種改良種ティフトン419/暖地型芝生/バミューダグラス)としても使われます。

また、アレルゲン性の強い草の1つと考えられていて、イネ科植物の中で最も高い頻度でアレルギーを誘発するということが示されています。

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このページは、が2006年10月 4日 16:09に書いたブログ記事です。

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