ヨモギ 秋の花粉症の代表的植物

ヨモギは粗大な多年生植物で、荒地・道端・山野に一般的に見られます。モチ草、繕草(つくろいぐさ)、蓬蒿(ほうこう)とも呼ばれ日本全域に見られますが北海道では少ないようです。

開花時期は8〜10月(キク科)茎の高さ50〜100cm。葉は羽状に分裂、裏面に白毛があります。秋、淡褐色で小形球形の頭状花を多数穂状につけます。葉には香気があり、若葉は餅に入れ、成長した葉は灸(きゅう)の「もぐさ」とされます。
もぐさ【艾】:(燃え草の意) ヨモギの葉を乾かして製した綿のようなものでこれに火を点じて灸治(きゅうじ)に用います。

★秋の花粉症の代表的植物です。


Artemisia(ヨモギ属)という言葉はオリンポスの女神アルテミスに由来します。アルテミスは自然の女神とも呼ばれ古代ローマの女神ダイアナにあたります。
名前の由来は、四方に根を伸ばして繁茂するので四方草(よもぎ)とか、良く燃えるので善燃草(よもぎ)などといわれています。古くから食材や薬草だけでなく、黒色火薬の材料としても利用されました。

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このページは、が2006年9月15日 02:02に書いたブログ記事です。

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