セイタカアキノキリンソウは、黄色の花をもつ多年生の雑草で、日本全土、道端、空き地に大規模な群落を形成します。茎は1〜2.5mの高さにもなり、別名セイタカアワダチソウとも呼ばれています。
全体に短毛が密生しています。葉は互生し、披針形で、縁には細かいふぞろいの鋸歯があります。茎頂の円錐花序に多数の黄色の頭状花を密に付けます。頭花の直径は約5mm。
非常に耐久力のある植物で、ネイティブアメリカンの人たちは、その葉をすりつぶし、ガラガラヘビに咬まれたキズに軟膏として用いたという話もあります。秋の花粉症の原因植物の1つです。
セイタカアキノキリンソウ
開花時期 8〜10月 キク科