気管支喘息検出頻度の高いアレルゲン

■ 乳児期(0〜1歳)
乳・幼児期のアトピー性皮膚炎と同様に、ダニ・食物性抗原に対する特異IgEが高率に検出されます。
・ヤケヒョウヒダニ  ・大豆 ・コナヒョウヒダニ  ・小麦
・ハウスダスト ・米 ・卵白  ・ソバ ・ミルク ・ピーナッツ

■ 幼児期(2〜5歳)
乳児期のダニ・食物性抗原に加え、動物・真菌類(カビ)の吸入性抗原に対する特異IgEが高率に検出されます。
・ヤケヒョウヒダニ ・動物上皮 ・コナヒョウヒダニ ・カビ
・ハウスダスト ・ミルク ・卵白 ・米 ・大豆 ・ソバ

■ 学童期(6〜12歳)
学童期では穀物、卵白などの食物抗原に対する特異IgEとダニ・動物・真菌(カビ)・スギ・ヒノキ花粉やガ・ユスリカなどの吸入性抗原の検出が重要となります。
・ヤケヒョウヒダニ ・ソバ ・コナヒョウヒダニ ・小麦
・ハウスダスト ・米 ・スギ(春) ・卵白 ・ヒノキ(春)
・ガ(春・秋) ・動物上皮 ・カモガヤ(夏) ・カビ
・ブタクサ(秋) ・ユスリカ(春・秋) ・ヨモギ(秋)

■ 成人 (13歳〜)
アレルギー性鼻炎の合併症も多く見られ、吸入抗原に対する特異IgEが高頻度に検出されます。
・ヤケヒョウヒダニ ・カビ ・コナヒョウヒダニ ・カモガヤ(夏)
・ハウスダスト ・ブタクサ(秋) ・スギ(春) ・ヨモギ(秋)
・ヒノキ(春) ・ガ(春・秋) ・動物上皮  ・ユスリカ(春・秋)

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このページは、が2006年8月18日 00:43に書いたブログ記事です。

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