ユスリカ(成虫)は、初夏から秋にかけて市街地の排水溝、河畔などに大量発生し、蚊柱を形成する吸血しない蚊で、幼虫のアカムシが水中でゆする動きをするとこらから「ユスリカ」と呼ばれています。
成虫は蚊によく似た大きさや姿をしていますが、刺すことはありません。また蚊のような鱗粉も持たないため、蚊と見誤って叩いても、黒っぽい粉のようなものが肌に付くことはありません。
死骸の粉砕物を吸入することでアレルギー症状を発現します。多くのユスリカ腫間に強い共通高原性があることが報告されています。
検査で用いられる抗原にはセスジユスリカの成虫体が原料として使用されています。