アレルギー症状を引き起こす原因となるものを「アレルゲン」といい現在、検査可能なアレルゲンは200種類以上あり、その主なものは、以下のように分類されます。
・吸入性アレルゲン
・花粉(樹木、雑草、イネ科植物)
・花粉以外(ダニ、カビ、動物、室内塵、職業性)
・食物性アレルゲン
・卵
・牛乳
・肉
・魚介類
・穀物
・豆類/ナッツ
・果物
・野菜
・その他のアレルゲン
・寄生虫
・昆虫
・薬物
これらの中で代表的なものは、花粉症の原因となるスギ花粉、通年性アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎の原因となる室内塵(ハウスダスト)などがあります。とくに気管支喘息においては真菌も重要です。
アナフィラキシーショックを起こしやすいなど深刻な状態になりやすいのは、食品アレルギーにおける蕎麦や、蜂(の毒)などがよく知
られています。