健康診断・血液検査MAP - 結核菌と感染性

肺結核の診断には基本的に連続3回の喀痰検査が必要です。その3回の検査結果のうち、最も重い結果に基づいて診断や接触者健診などを行うことになっています。

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結核菌と感染性

肺結核の診断には基本的に連続3回の喀痰検査が必要です。その3回の検査結果のうち、最も重い結果に基づいて診断や接触者健診などを行うことになっています。
結核患者の咳やくしゃみによって結核菌を含んだ飛沫が空気中に飛散すると、飛沫は乾燥して水蒸気を失い、内部にあった菌体が空中に浮遊することになります。これを飛沫核といいます。また、飛沫核が吸入されることによって結核感染が広がることを飛沫感染(空気感染)といいます。同様の感染形式で広がる感染症として、麻疹と水痘がありますが、飛沫によって感染する疾患の代表はインフルエンザです。

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頭頸部癌 PD-L1タンパク(IHC)28-8

PD-L1タンパク(IHC)28-8は、特に免疫チェックポイント阻害剤の一種であるニボルマブ(商品名:オプジーボR)を頭頸部癌患者に対して適切な投与を行うための補助に用いられる検査です。
病原体や癌細胞といったヒトの身体にとって有害な「異物」は、NK細胞やT細胞といった免疫細胞の働きによって排除されています。一方で、免疫が高まりすぎると自らの正常な細胞をも傷つけてしまうため、ヒトの身体に従来から備わっている「免疫チェックポイント」という機能により、免疫細胞にブレーキをかけることによって免疫機構のバランスを保っています。

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カルプロテクチン 潰瘍性大腸炎の病態把握

カルプロテクチンは、主に好中球や単球から分泌されるカルシウム結合タンパク質であり、炎症が生じている腸上皮では好中球がカルプロテクチンを放出していることが知られています。比較的安定であり、便中のカルプロテクチン濃度と腸管内の炎症の程度とが相関することから、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の診断マーカーとなります。

測定方法:ELISA法モノクローナル抗体を用いたサンドイッチ酵素免疫測定法
検査材料:便
基準値:カットオフ値240μg/g
糞便中のカルプロテクチンが陰性であった場合、潰瘍性大腸炎が寛解であると判定する補助となります。

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